かぼちゃが日本に入ってきたのは戦国時代半ば頃で、種子島に漂着したポルトガル船によって持ち込まれたとされています。この時、持ち込まれたものがカンボジアのものだったため、「カンボジア」という地名が訛って「かぼちゃ」と言われるようになったと言うのが名前の由来です。かぼちゃは日本全国で生産されていますが、中でも北海道が圧倒的に多く、総生産量の約45%ほどを占めています。他に、鹿児島や茨城、長野、長崎などでもかぼちゃの生産が盛んです。かぼちゃの旬、つまりかぼちゃがおいしく食べられるのは9~12月頃です。収穫のピークは夏~秋にかけてですが、しばらく置くことで甘みと栄養価が増すため、収穫後数カ月保管し追熟させてから出荷されます。