12月19日の給食

大豆をつぶして平たくし、乾燥させたものを「打ち豆」と呼びます。雪深い日本海側や東北などで、古くから冬になると各家庭で作られ、いろんな料理に利用されてきた保存食です。乾燥食品であるため日持ちすることと、良質なたんぱく質を摂取できる栄養価の高い食品であることから、古くより庶民に愛され続けてきた歴史があります。石臼の上に大豆をひと粒ずつのせて、木づちで叩きつぶしてから、乾燥させると打ち豆ができますが、現在では家庭で作ることが少なくなり、市販の打ち豆を使用する人が多くなっているそうです。